2009/03/26

小飼弾の「仕組み」進化論

小飼弾さんの、「小飼弾の「仕組み」進化論」を読みました。

小飼弾の「仕組み」進化論 著:小飼弾


この方はlivedoorの元CTOで、人気ブログ、「404 Blog Not Found」を書いているαブロガーです。プログラムの話をすれば、PerlのEncodeとかをメンテナンスしていたりする方で、間接的に色々お世話になっている気がします。

CPAN→http://search.cpan.org/~dankogai/


自分も世の中に影響を与えるようなプログラムを書きたい!・・と、そう言っている間に書くのが良いプログラマなんだろうなぁ。

この方の読書量というのは半端ではなくて、10万冊とか読んでいるらしいです。以前部屋の写真が掲載されている記事を見たことがありますが、写っていた書籍だけでもそこらにある小型書店に勝りそうな量でした。もちろん読書量が多い事がすばらしい事であるとは一概には言えませんが、こういう点↓においては本をたくさん読むことは良いことだなぁ・・と思います。
私が今まで読んだ本は10万冊は下らないはずだし、うち2万冊以上を所有しているが、少なくとも、私は本を一冊読むごとに、自分がいかにバカであるかを思い知らされている。自分がバカである自覚は年々進むばかりである。いい本を読んだ時ほど、この自覚が強くなる。



プログラマの視点で見ると、いろんな「仕組み」が見えてきたりするわけですが、そういった視点について書かれています。仕事をする上でボトルネックをどう排除していくか・・とか、大惨事にならないようにするには・・とか、プログラムを書く上でも重要な事を仕事の仕方に応用(?)しています。自分はまだまだぺーぺー以下の技術者なので(バイトでもプロとしての自覚を持つ事は大切ですけどね!)、大した洞察力を持っているわけではありませんが、プログラマ的なものの見方は効率性とか論理性を考えるとものすごく大事だと思います。

ちょっと話はずれますが、例えば大前さんの著書にも書かれていた年金の名寄せの問題なんて、keyとなるカラムがなければ年金記録が整理できないのは当たり前で、国民総背番号制がどうのこうのなんて言っている場合ではないと思うのです。。ちょっと考えれば、年金を払っている時点で自分に一意のkeyが割り当てられてるんだなー・・と思いますけどね。。そもそも本当にidで管理してなかったの!?・・という。。

「国民総背番号制」の争点はそのidを色んなところで共通に使えるようにするとか、そのidを表に出すかどうかっていう事だけだったのかな?国のDBってどうなってるんだろう・・。

まぁ話はそれましたが、プログラムを書いていて学ぶ事ってたくさんあって楽しいよ。という話でした。

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