2009/01/19

プロポーズ@東京タワー

東京に住んでいる人は東京タワーに行かないと聞きましたが、東京に住みはじめてから、確かに行ってませんでした。「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」も見てないしなぁ。普段自転車ですぐ下まで行ったりする事は結構あるんですが、展望台までなかなか登らないんですよね。


そこで、昨日軽く飲んだ後に、「港区のスーパーにはエスカルゴが3種類位売ってるけど、自分が普段行くスーパーとかは、エスカルゴを売ってる確率よりも野生のカタツムリがなぜか入り込んでる確率の方が高い・・さすが港区だね。」なんていう確率論の話(どこがだ)をしながら、なぜか思い立って東京タワーに行ってきました。


通常の展望台は150mということで、前の勤務先よりもちょっと低かったんですが、一周見えるっていうのはやっぱり良いですね。当たり前ですけど、東京タワーに登ってしまうと東京タワーが見えないっていう点が難点。そういう意味ではヒルズの上の展望台は良いかもしれません。同じ理由でヒルズ見えなくなりますけどね。ということで、「一番汚いビルに登れば、相対的に奇麗に見える」っていう説を唱えています。


で、夜景を楽しんでいたのですが、

・・なんと、


我々の後ろにいた人が、突然プロポーズのポーズをはじめたのです!!!


初めて見た・・あそこまで輝かしいプロのポーズは。さすがポーズのプロ。(って、これ本当に"ポーズ"があったんですが、割愛。)


っていうか周りに人がいないことを確認してから始めて!釣りの時は周りに人がいない事を確認してから始めるのは当然でしょ。彼女を釣りたかったらね!他の人に引っかかったらどうするの!


最初気付かずに、我々はものすごい邪魔してたみたいです。いや、本当にごめんなさい。


結婚指輪のケースを開く瞬間を、1.5メートル位の距離で見ましたからね。ひょっとしたら俺がプロポーズされたんじゃないか?とも思いましたが(ほら、釣れちゃった。)、彼女と指輪を持っている人との距離は推定で80センチ、俺との距離は150センチ。瞬時に150センチよりも80センチの方が小さい事を私の頭の中の消しゴムみたいな脳がなぜか2進数に変換した後高速演算し、10進数に直してから結果をはじき出すことに成功したため、その場を去りました。


その後自分が同性愛者ではないという性質を利用したエレガントな証明手法に気付き、私の数学力のなさと私の頭の中の消しゴム具合に落胆しました。

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