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「この傾向は、単純曲線に逆らうように見える」と、大阪府立大学名誉教授の多幡達夫氏は、私設のデータ評価解析研究所(IDEA)のブログに記している。多幡氏やその他の研究者たちによると、統計学者たちは、100メートルのタイムの限界を9.45秒あたりとしてきたという。
上に掲げた指数曲線は、世界記録のデータに適合するように作られた方程式によって描かれたもので、100メートルの記録の着実な伸びをかなりうまく予想できていた。ところが、今回ボルト選手が更新した一連の世界記録は、明らかに予想を超えた出来事だった。予測では、9.69秒というタイムは2030年頃まで出ないはずだったのだ。
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引用:人間はどこまで速く走れるか:既存の理論を覆す「ボルト選手の世界新記録」
世界新記録データに関するregressionの問題だけど、こういう記録もスポーツ科学とかの分野でのある種のイノベーションが起これば、データに沿わない外れ値も出てくるだろうね。
でも、今回の記録はそういった意味でのイノベーションによるものではなさそうだし、そもそも人間の筋力自体にも極限があるだろうし、何はともあれ恐ろしい記録だっていう事は間違いないわけだよね。
"超人"ってやつですね。
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