典型的な例として、「バリバリ仕事をしたい」という価値観と、「家族を大事にしたい」という価値観は拮抗します。
バリバリ仕事をしたいから、もう一仕事、もう一仕事といいながら夜中の12時くらいまでやって、「子供のために時間を取りたい」という気持ちと拮抗するわけですね。そして最終的には自分の時間がなくなる。これは信念で「仕事とプライベートは両立しない」と思っているから無理なんです。両立できると思っている人はできます。外食事業などを展開するワタミの社長、渡邉美樹さんなんかは、あんなに忙しくても家族の時間を持っています。両立できると信じているんですね。彼ほど忙しくない会社員で、できないと思うのは信念と密接に関係しているのです。こうして自分というものは、セルフイメージ、信念、価値の 3つで形成されていくのです。
イメージって本当に大事で、イメージ以上の人間になる事はできないんだと思います。イメージを働かせるのに一番手っ取り早いのは、目標とするような人を見つけてできるだけ近い位置で話したりしてみる事のような気がします。それを心がけるとしよう。。
「成功本」というジャンルの本が多数出版されていますが、単なる「自慢話集」として捉える事は簡単。ああいった類の本は、「うさんくさい」とか「宗教っぽい」とかいう次元で見るべきではなくて、そういった側面を捉えつつもイメージを広げるために利用するべきなんじゃないかなーと思います。
まぁそういうことで、(成功本というジャンルとは少し違うけど)最近読んだ勝間和代さん関連の本をまとめて紹介。
Lifehacking japan・・ということで、読みました。一見内容はlifehackとはあまり関係ないような気もしますが、資本主義社会の問題、働く女性の問題、ワーキングプア、少子化・・などなど、多岐にわたった問題提起をし、さらに共通性を持った解決の仕方を提案しています。
フィリップマグローさんの翻訳本です。正論です。話が奇麗すぎて何とも言えない・・。
勝間さんの本の良い点は、行動レベルに落とし込んで書いているところだと思います。意識と行動とをうまく結びつけてくれます。行動することによってさらに意識が高まります。
こちらは会計書の読み方を解説してくれている本です。会計の本を読んでも、これまた行動レベルにまで落とし込みづらいのですが、この本は決算書を手に入れる方法なども詳しく書いてありました。意味は分かっても、どこに注目して読めば良いのか・・という所を、会計士の
視点から解説してくれています。
あ、ちなみにこういう本ばっかり偏って読んでるわけじゃありませんwちゃんと文学っぽい本も読んでますよ。
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